測量

測量分野では、マルチビーム音響測深システムを使用した効率的で高精度な海底地形調査、1素子音響音響測深機を使用した一般的な深浅測量、GNSSを使用した各種基準点測量、海岸付近の汀線測量等、海域での地形調査、測量等について様々なお客様のニーズに応じて実施いたします。

沿岸・港湾の測量

ナローマルチビーム測深機を用いたスワス測深

 ナローマルチビーム測深機を用いた水中計測技術は以下のような用途に使用されています

  • 港湾の航路・泊地等の水域施設の維持管理に資するデータ取得(港内埋没メカニズム解明等)
  • 海図補正
  • 港湾施設の水中部形状調査(維持管理)
  • 海岸地形の把握
  • 沈船やガレキ等の障害物探査
  • 災害時の航路啓開対応
  • パイプライン、ケーブルルート調査
  • 再生エネルギー等の適地選定のための基礎調査
  • 漁場の災害復旧基礎調査、新規整備箇所の適地確認

作業状況

3次元図:水中部形状調査結果例(鋼矢板式岸壁)

3次元図:藻場造成箇所の災害状況把握

ナローマルチビーム測深の概要

サイドスキャンソナーを用いた海底面探査

サイドスキャンソナー「SYSTEM3000」を用いて、海底面の状況を可視化することにより、港湾、漁場整備等に係る調査を行います。
従来のダイバー調査、水中カメラ調査よりも高精度・広範囲・高効率に調査する事ができます。 


サイドスキャンソナーの概要

魚礁群 

防波堤の被覆ブロック 

漁場の災害状況把握

沈船捜索 

 ガレキの散乱状況

沈没した養殖筏 

 水中カメラで撮影したアマモ

アマモ場の画像 

海岸・河川の測量

3Dレーザースキャンを用いた3次元計測

用途

  • 災害状況把握
  • 構造物の維持管理

3Dレーザースキャン

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レーザースキャナー VLP-16による取得データ

空中写真測量

UAVを用いた3次元計測

UAV(ドローン)を用いて地形の空中写真を撮影し、撮影した写真を写真測量用のソフトウェアに取り込み数値化を行います。
数値化した点群データを用いて3次元CAD等のソフトウェアにより測量成果を作成します。


UAVを用いた測量作業状況と点群データによる鳥瞰図


こんなお悩みありませんか?

港湾の維持管理計画のための基礎資料が欲しい。

当社が解決します

港湾施設や水深の状況を把握し、検討すべき事項について提案します。

浚渫すべき場所や土量を把握したい。

浚渫すべき浅所を視覚的に示し、土量を計算します。

海底ケーブルを敷設するため、適地選定を検討したい。

海底ケーブルの推薦ルートを提案します。


業務実績

令和4年度

発注元 業務名
国土交通省 東北地方整備局 秋田港外港地区外深浅外測量
国土交通省 九州地方整備局 令和4年度本渡瀬戸航路深浅測量外1件
国土交通省 北海道開発局 天塩港外3港深浅測量業務

令和3年度

発注元 業務名
国土交通省 四国地方整備局 備讃瀬戸航路深浅測量(その2)
国土交通省 関東地方整備局 鹿島港及び茨城港常陸那珂港区深浅及び汀線等測量
宮城県 石巻漁港施設災害調査設計業務

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