里海づくり関連事業
■里海づくり事業 藻場やサンゴ礁は産卵場や稚魚の隠れ家、水産動物にとっての餌場であるとともに、CO2を吸収し、O2を供給します。また、干潟は貝類などの底生生物の生息場であり、水質浄化や栄養塩濃度の急激な変動を抑制しています。 里海とは、これらの生態系に「人手を加えることにより、生産性と生物多様性が高められた沿岸海域のこと」を指します。 里海づくり活動を行う中で、活動の始め方や効率的な増殖方法、科学的な評価等、様々な課題が生じます。 |
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その際は、藻場・干潟ビジョンの策定や里海づくり活動に関する実態把握調査の実績を有する当社へご相談下さい。地域の特徴を把握した、技術協力やコンサルティングなどを実施致します。 |
■ブルーカーボンクレジット事業
海域全体で吸収される炭素量は約25億t-CO2/年程度と陸域(約19億t-CO2/年)と比較しても高く、藻場などの浅海域については、約11億t-CO2/年と推定されています。
当社では、ブルーカーボンの取り組みを推進すべく藻場造成や藻場分布把握調査などを実施しています。
平成28年度には、一般財団法人リモート・センシング技術センターと協働で広域藻場・干潟の分布状況を人工衛星画像を用いて効率的に把握する調査手法を開発し、内閣府主催 第3回宇宙開発利用大賞にて「環境大臣賞」を受賞いたしました。
詳細はこちら( https://www8.cao.go.jp/space/prize/third/pdf/jirei-fy29-9.pdf )
関連情報
■生物多様性 情報開示支援サービス
近年のESGやサステナビリティに関する関心の高まりから、三洋テクノマリンでは株式会社建設環境研究所と協力し、生物多様性に関わる企業の情報開示をサポートするサービスを提供しております。TNFDや自然共生サイト(OECM)についてご相談を受け付けております。
詳細についてはこちら(準備中)
(株)建設環境研究所HPについてはこちら
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https://www.kensetsukankyo.co.jp/business/biodiversity.html
)
■Jブルークレジット®の購入
三洋テクノマリンでは、2050年カーボンニュートラルに向けた取り組みとして、 調査・育成に関わる事業に参画する他、Jブルークレジット®を購入しています。
詳細については こちら
キーワード
- 里海
- 地域振興
当社が提供できる技術、サービス
- 海域調査(波浪・流況調査、生物調査、藻場調査)
- 陸域調査(動物・植物調査)
- 分析(生物、環境DNA、化学、マイクロプラスチック)
- 底質改善
- 里海づくり関連事業(藻場・干潟・浅場造成)
- 水産基盤整備事業(水産資源調査、漁場造成、漁場環境保全)